Yatubaのソロキャンプ備忘録

'10年3月13日～14日

兵庫県姫路市砥堀、そうめん滝キャンプ場に行ってきました。

市の運営するキャンプ場で、サイトにはキャンプ場直通電話と、管理する自治体(？)の電話番号が記載されていましたが、直通電話の方はかけても繋がりませんでした。(平日の昼間だったからかな？)
自治体の方はすぐに繋がり、名前と連絡先だけ確認されてお終い、と簡単に予約できました。
　

少なくとも2ヶ月に1回はキャンプしようと思っていたんですが、ソロキャンプ歴3回目にして早くも4ヶ月も開いてしまいました……

前回、前々回のキャンプと、バイクで移動していましたが、諸々の事情から電車での移動に変更です。
キャンプに持っていけるような鞄がなかったのでこんなもので出発。

キャンプよりも旅行ですね……
しかも荷物多いなぁ。キャリートランクの方にはテント、水2リットル、お茶2リットルが入っていて、これだけでほぼ一杯です。
ザックを買おう。うん。

ここが最寄のJR播但線砥堀駅です。

ここはワンマン運転で、電車内で料金を払う必要があります。
注意が必要なのは、出発時にICOCAやPiTaPaなどのICカードで入場し、姫路駅で改札から出ずに乗り換えるとICに記録が残らない事。帰りも同様に乗り換えるとおそらく出場時にエラーが出ます。

さて出発。キャリートランクをゴロゴロひきながら山道へ。
山道の脇に権現山古墳というものがありました。
よく分からなかったのですが、おそらくこれかな？

うん？　古墳より興味を惹かれるものが手前の砂場に……

なんだコレ？　フクロウ？　でも人面にも見えるな。そして何のために砂場で佇んでいるのか。

それにしても山道をキャリートランクを引きずり登るのはシンドイ。
ハァハァ言いながら歩きます。
ここは近畿自然歩道の「深山と広峯神社を訪ねるみち」というコースになっているみたいです。

山道をナメていた……やっぱりザックを買って装備を充実させよう。

砥堀駅から30分ほど、やっとキャンプ場に到着です。
入口からの風景を撮るの忘れてました。
車が数台と自転車が数台。完全にソロって訳ではなさそうです。

管理棟に行ってみると誰もいない。奥に部屋がありそうなのですみませんと声を掛けると中学生か高校生くらいの少年が出てきました。
えらく若い管理人さんだな、とは思わず話を聞くと、ボーイスカウトの方でした。
彼らも先程着いたが、同じく管理人さんを探しているとのこと。
(でも管理棟の大人数用の部屋に10人ぐらい陣取ってる。慣れてるのかな？)
私も昔ボーイスカウトに所属していたことを告げ、隊長の方としばしお話。

落ち葉集めをしていた管理人さんを見つけ、使用料をお支払い。
土日使用料260円+薪一束400円。
キャンプ場内を案内してもらいました。お喋りが好きな優しそうなおじいさんです。
『ウグイスの鳴き声が素晴らしい。
　GWには家族連れが集まりキャンプファイヤー場でお父様方が意気投合。
　夏にはカブトムシが採れるので少年たちが大興奮。』
そんなキャンプ場だそうです。
ちなみに今は上水用ポンプを修理か更新中とのことでタンクに水を入れて持ってきてくれました。
ほんとにいいおじいさんだ。

ボーイスカウトの方は管理棟兼ロッジで宿泊するのでお好きな場所に、と。
炊事棟の横にテント張らせていただきました。
　
そして右側の写真は炊事棟からの眺め。

それにしてもテントを張れる場所が少ないな、と思って付近を散策していると、見落としを発見。

この風景、ただの山道かと思いきや、上から見ると

こんな感じ。だんだん畑形式でテントを張れるようになっていました。

今回は収納重視で買い直した焚き火台を使ってみたいので、炊事棟で無理やり使用。
小さいので薪を入れると網が置けない。薪を短く＆小さい網を使用しないとダメです。

写真の網は炊事棟にあったもの。
ちなみに今回はバーナーを購入したのでコーヒーを飲むためにお湯を沸かすのが実に簡単に。
科学の力は素晴らしい。
でも作るものはインスタント。そろそろ調理を楽しむキャンプにしたい。
誰かと間違えてボーイスカウトの少年が話しかけてくるなどのトラブルも楽しみつつ夕食です。

夜は焚火で楽しみます。
シャッタースピードを調整していろいろ撮ってみましたが、どうも上手くいかない。
　　
火と周囲、両方が綺麗に撮せないものか……コンデジじゃムリかな？　そこそこ設定項目の多いコンデジだからもう少し使い方を熟知する必要があるか。

そしてまだまだ寒い一晩を安物シュラフのせいで1時間おきに目覚めながら過ごしました。
(シュラフも買わなきゃ。欲しいものがどんどん増えていくよ……)

バーナーのおかげで再び快適に朝コーヒーを飲み、朝食。
のんびり片付けをしていると、キャンプ場に若いカップルが。後で管理人さんに話を聞いたところ、飯ごう炊さんを楽しみにきたようです。
カップルでアウトドアか。いいな～

再びキャリートランクを引きずり帰ろうとすると、ボーイスカウトの隊長さんに呼び止められました。
送ってくれるとのこと。昨日、私もボーイスカウトをやってたといったので、話をしましょうと。
最近のボーイスカウト事情や、私の所属していた頃の話、いろいろしながら姫路駅まで送っていただきました。
こんな出会いがあるのもアウトドアのいいところ。
私は人見知りなんですけどね。それでももう少し話をしたかったと残念に思いながらお別れしました。

管理人さんもいい人でしたし、ぜひまた行きたいキャンプ場です。